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印刷ダイアログの「ARTプリンタ」の意味はなんですか?

FXDocVの印刷方式として2種類あります。

ART印刷機能
富士ゼロックス(株)製大型プリンタで出力した結果と同等の品質を持つART印刷機能をサポート。
富士ゼロックス(株)のART対応オフィスプリンタを使用することで、高速・高品質な印刷出力結果が得られます。
この機能を利用するには、印刷ダイアログの「ARTプリンタ」にチェックをして印刷を行います。

GDI印刷機能
Windowsの機能であるGDI印刷をサポートしております。
基本的に、Windows対応プリンタであれば、どのプリンタでも印刷できます。
ただし、プリンタメーカやドライバにより出力イメージが変わることがありますのでご注意下さい。

フォームセキュリティーとプリンタ機種の関係についての注意/制限事項

以下の機種のプリンタについては、フォームセキュリティー機能が搭載されていないため、フォームセキュリティーの設定でパスワードが設定されているフォームの登録を行っても、そのフォームは、パスワードなしでプリンタに登録されます。

DocuPrint 250 / 400
DocuPrint 280
DocuPrint 360 / 260
DocuPrint 401
DocuPrint 340A(※1)
DocuPrint 350JM(※1)
DocuPrint C2220
DocuPrint C2221
DocuPrint C3530
DocuPrint C2426 / C2425
DocuCentre 250 / 350 / 400
DocuCentre 450 / 550
DocuCentre 450E / 550E / 600 CP
DocuCentre 505 / 605 / 705 CP
DocuCentre 251 / 351 / 401
DocuCentre 280 / 230
DocuCentre 707 / 708 / 607 / 608 / 507 / 508
DocuCentre 719 / 659 / 559 CP
DocuCentre 402 / 352
DocuCentre 185 / 155
DocuCentre Color 400 / 320(※2)
DocuCentre Color 240(※2)
DocuCentre Color 160(※2)
DocuCentre-II C4300 / C3300 / C2200(※3)
ApeosPort-II C4300 / C3300 / C2200(※4)

(※1)標準ROMバージョンが1.1.12より前のもの
(※2)エミュレーションROMバージョンが2.6.3より前のもの
(※3)ControllerROMバージョンが1.0.9より前のもの
(※4)ControllerROMバージョンが1.40.9より前のもの

ソースは正しいはずなのに構文エラーで変換できません。どうしてですか?

ソースの記述に文法上の誤りがある、またはFX-SMSTで対応していないコマンドまたはパラメータがソースに含まれていると思われます。FX-SMSTは、各ホストメーカーのオーバーレイ仕様にしたがった記述が行われていることを前提として解釈します。仕様と異なる記述をした場合の解釈については正解が不明のため、ホストメーカーではエラーとならない記述であっても、エラーとして検出します。仕様を確認してソースを修正してください。また、FX-SMSTはあるバージョンの仕様を正解として解釈します。それ以降に追加されたコマンドやパラメータ、および記述方法については解釈できず、エラーとして検出します。

白紙印刷に関する制限事項

以下の印刷設定において手動、または自動で白紙原稿や用紙を挿入する機能を提供しています。

  • 用紙ごとに両面、片面の指定が可能であり、両面と片面が混在する場合、片面で印刷する
    用紙の裏面を白紙にします。
  • 合紙挿入
  • 白紙挿入

白紙の印刷を保証するために、サポート対象機種においては、プリンタドライバの
[白紙節約]→”白紙節約しない”を設定後、印刷を実行します。
この注意事項は、DocPoem Professional版で発生します。
DocPoemの場合は、プリンタドライバの[白紙節約]はプログラムでは操作せず、プリンタ
ドライバの設定値が有効となります。
ただし、[白紙節約]→”白紙節約する”が指定された場合、期待した印刷結果が得られない
可能性があるため、印刷実行前に「期待した印刷結果が得られない場合がある。」旨の
メッセージを表示します。

格子点を表示させておいたはずなのに消えています。どうしてですか?

FXPFGでは表示倍率が変わって、設定した格子点が表示できなくなると格子点の設定を自動的に解除します。解除は格子点の表示のみでなく、格子点への座標合わせも同時に行われますので注意してください。
もう一度、格子点表示や格子点合わせを有効にするには、格子点設定をやり直してください。

印刷時の認証情報設定に関する制限事項

EDPdriver EX Serverでは、印刷時に認証情報を変更して印刷を行うことができます。
この機能を使用する場合の注意制限事項について説明します。

(1)認証情報設定に必要なユーザー権限

  • 認証情報の設定を行う場合、Administrator権限を持つユーザでログインした状態で、EDPdriver EX Serverを使用していただく必要があります。
  • それ以外のユーザーで使用する場合は、Administrator権限を持たないユーザーでも認証情報の変更を行えるよう、使用するプリンタードライバーの設定を事前に変更しておいてください。

(2)認証情報設定時のパフォーマンス

  • 認証情報の設定を行う場合、複数のジョブを連続して印刷すると、認証情報の設定を行わない場合に比べてパフォーマンスが低下することがあります。

(3)認証情報の設定競合

  • 認証情報の設定を行う場合、認証情報の設定は使用するWindowsプリンターアイコンの既定値に反映されるため、他のシステムから同時に印刷を行うと、その出力結果にはEDPdriver EX Serverが設定した認証情報が反映されてしまいます。

サポートする各機能とプリンタに対するアクセス権の関係について

以下の関数を使用する場合、プリンタのアクセス権として「プリンタの管理」が必要です。

  • fxPAPI_SetDefaultDevice、fxPAPI_SetDefaultDevice_PLW
  • fxPAPI_SetFormEX、fxPAPI_SetForm_PLW、fxPAPI_SetFormEX2
  • fxPAPI_SetUserNameAuthority、fxPAPI_GetUserNameAuthority

Windows Vistaにおいて、以下の関数は使用できません。プリンタのアクセス権に「プリンタの管理」を設定しても、使用することはできません。

  • fxPAPI_SetFormEX、fxPAPI_SetForm_PLW、fxPAPI_SetFormEX2