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ネットワーク共有プリンタ、LPD印刷サービス経由として使用する場合における印刷属性の設定について(Server版のみ)

EDPdriverをネットワーク共有プリンタ化して印刷する場合、およびLPD印刷サービスを使用して、EDPdriverから印刷を実行する場合、印刷属性の設定は「印刷設定」ではなく、「標準の設定」にて行います。「印刷設定」で指定した印刷属性は無効となりますのでご注意ください。

ユーザー名に関して

“テストページの印刷”を行う場合は、事前に一度印刷設定画面を開いて[適用]ボタンを押す、または[OK]ボタンで印刷設定画面を閉じてください。
この操作を行わない場合、「ユーザー名」は”UnknownUser”としてシステムに登録されます。アプリケーションから印刷する場合、この設定は必要ありません。
サーバーから印刷を行う場合、クライアントから印刷を行う場合のいずれにも該当します。

クライアントからの印刷に関して

共有プリンターを作成するためにサーバーへ接続する場合、ビルトイン管理者で接続を行ってください。ビルトイン管理者以外で接続を行った場合、印刷できません。
接続時は「Windowsのセキュリティ」画面において「資格情報を記録する」にチェックを入れてください。また、記録した資格情報はコントロールパネルの資格情報マネージャーから編集することが可能ですが、編集は行わないでください。
※「資格情報を記録する」にチェックを入れない場合や、「資格情報を記録する」にチェックを入れた結果として記録した資格情報を、コントロールパネルの資格情報マネージャーから、不正な情報や管理者権限を持たないアカウントに変更した場合、再接続時に資格情報の再入力が必要となります。
また、印刷を行う場合は一度印刷設定画面を開いて[適用]または[OK]ボタンで閉じた後、行ってださい。
この操作を行わない場合、クライアントPCからの印刷であることが判定できないため、正しく印刷できません。

ネットワーク共有プリンタ、LPD印刷サービス経由として使用する場合における印刷属性の設定について(Server版のみ)

EDPdriverをネットワーク共有プリンタ化して印刷する場合、およびLPD印刷サービスを使用して、EDPdriverから印刷を実行する場合、印刷属性の設定は「印刷設定」ではなく、「標準の設定」にて行います。「印刷設定」で指定した印刷属性は無効となりますのでご注意ください。

配信の順序保証に関する注意事項

EDPdriver EXにおける配信の順序保証は、プリンターアイコンごとの動作を保証しているもので、複数のプリンターアイコンにまたがって配信の順序保証を行っているものではありません。

EDPdriver EXの論理プリンターを複数作成して出力を行った場合、下記の様な結果となる場合があります。

≪論理プリンター≫
EXプリンター1、EXプリンター2、EXプリンター3

≪印刷指示≫
ジョブA → EXプリンター1に出力
ジョブB → EXプリンター2に出力
ジョブC → EXプリンター3に出力
ジョブD → EXプリンター1に出力
ジョブE → EXプリンター1に出力
ジョブF → EXプリンター1に出力

※スプールの受付は上から順に行われるものとします。

≪出力順≫
Windows スプーラーの制御上、EXプリンター1 → EXプリンター2 → EXプリンター3
の順で処理が行われる場合(※)、出力順は、
A→D→E→F→B→C
となります。

※ジョブA、Dが大量ページのジョブの場合など、EXプリンター1のスプール上に印刷中のジョブが滞留している場合に上記の挙動になります。

出力先プリンターについて

EDPdriver EX Serverの出力先プリンターには、印刷中にユーザーの応答が必要な画面(ファイルの保存ダイアログなど)を表示するプリンターは使用しないでください。
ユーザーが応答するまで、EDPdriver EX Serverからの印刷処理が止まってしまい、後続のジョブも処理されません。