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プリンタの機種による機能制限について

FormWatcherで以下の制限を持つプリンタを使用する場合、プリンタとの同期が正しく行われない場合があります。
※下記機種以外については、お手数ですが弊社までお問い合わせください。

フォームの登録または、フォームの削除を行ったときに、プリンタ本体の再起動を行わないとフォーム情報が取得できない機種
→再起動を行うと正常にフォーム情報が取得できます。

DocuPrint C2220
DocuPrint C2221
DocuPrint C3530
DocuPrint C2425 / C2426
DocuCentre 559 /659 /719 CP
DocuCentre 507 / 508 / 607 / 608 / 707 / 708
DocuCentre 505 / 605 / 705 CP
DocuCentre 402 / 352
DocuCentre 230 / 280
DocuCentre Color 320 / 400
DocuCentre Color 240
DocuCentre Color 160
DocuCentre C2100

ハードディスク未装着時にフォーム情報が取得できない機種

DocuPrint C2220
DocuPrint C2221
DocuPrint C3530
DocuPrint C2425 / C2426
DocuCentre 559 / 659 / 719 CP
DocuCentre 507 / 508 / 607 / 608 / 707 / 708
DocuCentre 505 / 605 / 705 CP
DocuCentre 402 / 352
DocuCentre 230 / 280
DocuCentre Color 320 / 400
DocuCentre Color 240
DocuCentre Color 160
DocuCentre C2100

従来のFXPFG/WinからFXPFG ver3.0への移行で気をつけることは何ですか?

追加で定義したフォントなどがある場合には以下の点に注意してください。

  • バージョン1.xからの移行の場合、インストール後に再度定義をする必要があります。
  • バージョン2.xからの移行の場合、定義ファイルを保存してインストール後に保存した定義ファイルをインストールフォルダにコピーしてください。

同一PC上に共存できる製品、共存できない製品について

EDPdriverのラインアップによっては、同一のPCに共存できない組み合わせが存在します。

製品名 Professional Server 5577 5577 Server
Professional ×
Server ×
5577 ×
5577 Server ×

○:共存できる製品

×:同一シリーズ(EDPdriverシリーズ同士、またはEDPdriver 5577シリーズ同士)において、クライアント製品(Professional版、5577版)とサーバー製品(Server版、5577 Server版)は共存できない製品

同一のPCに×のラインアップをインストールしようとすると、インストール時にエラーメッセージが表示され、インストールできません。
(例)EDPdriver Professional版が動作しているPCにEDPdriver 5577版、またはEDPdriver 5577 Server版はインストールできますが、EDPdriver Server版をインストールしようとすると、エラーメッセージが表示されインストールできません。

共存できない組み合わせの製品を同時にご使用される場合は、別々のPCにインストールしてご使用ください。

大容量データ印刷時の注意事項について(Ver.2.0.1まで)

印刷属性定義ファイルを使用した印刷において、大容量サイズの印刷データを実行すると、EDPdriverが使用するメモリの動的な獲得に失敗することが原因で、印刷エラーが発生する場合があります。

印刷属性定義ファイルを使用した印刷においては、印刷するデータのサイズに応じて、EDPdriverが動的に獲得するメモリの使用量が変化するためです。
大容量データを印刷する場合、印刷データを処理するメモリサイズも大きくなるため、PC内のメモリが獲得できない現象が発生する場合があります。
メモリ不足が発生したかどうかについては、以下の方法で確認してください。

  1. EDPdriver 5577の「プロパティ」画面を開きます。
  2. [初期設定]タブ-[ダンプファイルを出力する]チェックボックスをチェックONに変更します。
    チェックONに変更すると、[出力先フォルダ名]入力ボックスが指定可能となりますので、適切なフォルダ名を指定してください。
  3. [出力先フォルダ名]入力ボックスで指定したフォルダに、実行結果ログファイルが生成されます。
    実行結果ログファイルは、以下の命名規則となります。
  4. YYYYMMDD_HHMMSSnnn.LOG
    ※YYYYMMDD→実行年月日、HHMMSS→実行時間(時分秒)、nnn→通番

  5. 実行結果ログファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
    以下のメッセージが出力されている場合、メモリ不足が発生している可能性があります。

    【異常】ESCPデータ変換処理中にエラーが発生しました。

    ※上記メッセージは、ディスク容量不足などEDPdriverが使用する作業用ファイルのアクセスに失敗した場合にも出力されます。

【回避策】
キーワード検索範囲の条件を変更することで、この問題は回避できる場合があります。
キーワード検索範囲の変更方法ついて以下に説明します。

  1. EDPdriver 5577の「印刷設定」画面を開きます。
  2. [データ属性自動判別]タブ-[キーワード検索範囲]ラジオボタンを[サイズ指定]に変更します。
  3. [サイズ指定]に変更すると、[サイズ]入力ボックスが指定可能となりますので、印刷データの先頭から何バイトまでをキーワード検索に使用するか指定してください。
    最大32767バイトまで指定することができます。
  4. 印刷データに対して、3.で指定したキーワードの検索サイズ内にキーワードとなる文字列が存在していることを事前にご確認ください。

 

なお、印刷属性定義ファイルを使用しない場合は、この問題は発生いたしません。

フォーム作成、DocuWorks作成で確認のとれている文書フォーマットについて

フォーム作成、DocuWorks作成では、フォーム元文書ファイルに関連づけられたアプリケーションが必要になります。
以下に確認のとれている文書ファイルのフォーマットとそのアプリケーションを記述します。
※下記アプリケーション以外については、お手数ですが弊社までお問い合わせください。

1. 確認のとれている文書フォーマットとアプリケーション(※1)

ファイルの拡張子 アプリケーション
docx Microsoft Word 2019 / 2016 / 2013
docm Microsoft Word 2019 / 2016 / 2013
doc Microsoft Word 2019 / 2016 / 2013
xlsx Microsoft Excel 2019 / 2016 / 2013
xls Microsoft Excel 2019 / 2016 / 2013
pptx Microsoft PowerPoint 2019 / 2016 / 2013
ppt Microsoft PowerPoint 2019 / 2016 / 2013(※2)
pub Microsoft Publisher 2013
html Microsoft Internet Explorer 11.0 / 7.0 / 6.0 / 5.5 / 5.0(※2)
ai Adobe Illustrator 10.0J / 7.0J(※2)
pdf Adobe Acrobat 5.0J / 4.0J(※3)
Adobe Acrobat Reader XI / X / 5.0J / 4.0J(※3)(※5)
Adobe Acrobat Reader 9.2J / 9.0J(※6)
Adobe Acrobat Reader DC(※5)(※6)
xdw DocuWorks
jtd JustSystems 一太郎 13 / 12 / 11 / 10 / 9 / 8
JustSystems 一太郎 2005 / 2004
123 Lotus 2001 / 2000 / 1-2-3 98
lwp Lotus WordPro 2001 / 2000 / 97
prz Lotus Freelance 2001 / 2000 / 97
cdr Corel Draw 10.0J / 9.0J / 8.0J / 6.0J
tif Windows フォトビューアー
txt メモ帳

2. フォーム作成、DocuWorks作成に適さない文書フォーマット(※4)

ファイルの拡張子 アプリケーション
psd Adobe Photoshop 6.0J / 5.5J
ai Adobe Illustrator 8.0J
p65 Adobe PageMaker 6.5J
accdb Microsoft Access 2019 / 2016 / 2013
dsf Micrografx iGrafx Designer
html Netscape Navigator 6.2 / 6.1
Microsoft Edge

(※1)フォーム作成では、アプリケーション側の制限により書式設定が有効とならずに無視されることがありますのでご注意ください。

(※2)これらのアプリケーションは、実行するとそのアプリケーションの印刷画面が表示されますので、処理を継続するには、その画面でOKボタンを実行する必要があります。なお、OKボタンでなくキャンセルボタンを選択した場合は、アプリケーションの終了を検知できないため、FormWatcherのキャンセル画面からキャンセルを実行する必要があります。

(※3)フォーム作成、DocuWorks作成を行う場合、起動されたアプリケーションを手動で終了させる必要があります。
また、Adobe Acrobat 5.0J、またはAdobe Acrobat Reader 5.0Jの場合、既にそのアプリケーションが起動されている状態ではDocuWorks作成は行えません。

(※4)FormWatcher上でそのアプリケーションファイルから直接フォームファイル、またはDocuWorks文書ファイルを作成できないことを意味します。

フォームファイル、またはDocuWorks文書ファイルが必要な場合には、直接アプリケーションを起動して作成後、FormWatcherに取り込んでください。

(※5)Adobe Acrobat Reader X 以降の環境設定で保護モードが有効の場合、電子フォームの作成が正常に行えません。
環境設定で保護モードを無効にするようにしてください。

(※6)Adobe Acrobat Readerが自動起動し、自動で終了しない場合は、手動でAdobe Acrobat Readerを終了させてください。
Adobe Acrobat Readerの印刷ダイアログが表示され、自動で閉じない場合は、印刷ダイアログのOKまたは印刷ボタンを押下してください。なお、OKまたは印刷ボタンでなくキャンセルボタンを選択した場合は、アプリケーションの終了を検知できないため、FormWatcherのキャンセル画面からキャンセルを実行する必要があります。
DocuWorks文書ファイルを作成する場合、DocuWorks文書ファイルの作成に失敗したり、DocuWorks Deskに文書が作成されたりすることがあります。

コンパイルができていたのにFXPFGで読み込もうとするとエラーが発生する。

原因が2つ考えられます。

  1. ソース上で使用している印刷資源がFXPFG側で認識できていない場合です。この場合にはFXPFGの「環境」->「XXXX定義」メニューでフォントやロゴ、その他の使用している資源を定義してください。
  2. 読み込もうとしているファイルの形式が誤っている場合が考えられます。
    FXPFGの読み込めるファイルの形式には条件があります。詳しくは「FXPFGで読み込めるファイルの形式について教えてください。」を参照してください。