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変換したらオーバーレイが左上に寄ってしまいました。どうしてですか?

IBM(OGL)以外のオーバーレイには、座標の原点の位置が記述されていません。したがって、FX-SMSTの変換では、原点位置を用紙の左上と仮定して変換します。そのため一般に変換後のオーバーレイは左上に寄った形となります。これを修正するには、変換パラメータの「フォームオリジン」項目で座標の原点位置を指定するか、または変換後にオーバーレイの「書式設定」でフォームオリジンの値を変更します。

フォーム作成とプリンタの機種の関係について

フォーム作成を行うとき、以下の機種のプリンタについては、「ACEL FormPrinter」のプロパティー画面の「グラフィックス」タブ-「ビットマップ形式」で”白黒”を選択して下さい。
→「ビットマップ形式」で”カラー”を選択した場合、フォーム作成およびフォーム登録の実行自体はできますが、プリンタには、そのフォームが登録されません。

DocuPrint 250 / 400
DocuCentre 450E / 550E / 600 CP
DocuCentre 450 / 550
DocuCentre 250 / 350 / 400

大容量データ印刷時の注意事項について(Ver.2.1.0から)

印刷属性定義ファイルを使用した印刷において、大容量サイズの印刷データを実行すると、ディスク容量不足が原因で、印刷エラーが発生する場合があります。

印刷属性定義ファイルを使用した印刷においては、印刷するデータのサイズに応じて、EDPdriverが使用する作業用ファイルのサイズが変化します。
大容量データを印刷する場合、印刷データを処理するために必要な作業用ファイルのサイズも大きくなるため、ディスク容量不足が発生する場合があります。
ディスク容量不足が発生したかどうかについては、以下の方法で確認してください。

  1. EDPdriver 5577の「プロパティ」画面を開きます。
  2. [初期設定]タブ-[ダンプファイルを出力する]チェックボックスをチェックONに変更します。
    チェックONに変更すると、[出力先フォルダ名]入力ボックスが指定可能となりますので、適切なフォルダ名を指定してください。
  3. [出力先フォルダ名]入力ボックスで指定したフォルダに、実行結果ログファイルが生成されます。
    実行結果ログファイルは、以下の命名規則となります。
  4. YYYYMMDD_HHMMSSnnn.LOG
    ※YYYYMMDD→実行年月日、HHMMSS→実行時間(時分秒)、nnn→通番

  5. 実行結果ログファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
    以下のメッセージが出力されている場合、ディスク容量不足が発生している可能性があります。

    【異常】ESCPデータ変換処理中にエラーが発生しました。

    ※上記メッセージは、メモリ不足などの場合にも出力されます。

【回避策】
キーワード検索範囲の条件を変更することで、この問題は回避できる場合があります。
キーワード検索範囲の変更方法ついて以下に説明します。

  1. EDPdriver 5577の「印刷設定」画面を開きます。
  2. [データ属性自動判別]タブ-[キーワード検索範囲]ラジオボタンを[サイズ指定]に変更します。
  3. [サイズ指定]に変更すると、[サイズ]入力ボックスが指定可能となりますので、印刷データの先頭から何バイトまでをキーワード検索に使用するか指定してください。
    最大32767バイトまで指定することができます。
  4. 印刷データに対して、3.で指定したキーワードの検索サイズ内にキーワードとなる文字列が存在していることを事前にご確認ください。

 

なお、印刷属性定義ファイルを使用しない場合は、この問題は発生いたしません。

FXPFGで読み込めるファイルの形式について教えてください。

FXPFGでは次の3種類のファイルを入力ファイルとして認識します。
80バイト固定長レコードファイル
82バイト(80バイト+CR/LF)固定長レコードファイル
不定長(72バイト以下+CR/LF)レコードファイル
いずれの形式の場合も、フォーム定義のステートメントは72バイト以内に記述する必要があります。