DocWays自体にはアクセスを制限する機能はありませんので、Windowsのセキュリティ機能を
使用して、宛先フォルダにアクセスできるユーザーを制限してください。
設定については、ネットワーク管理者にお尋ねください。
All posts by ACEL
DocWaysの起動に失敗した場合、どうすれば正常に起動することができますか?
何らかの原因により、Windowsタスクトレイにプリントサービスまたは、WEBブラウザモニタが常駐し続ける状態に陥った場合、マシンの再起動や、Windowsタスクマネージャーからのプログラム強制終了を行わずに、運用環境を復旧させることができます。
Windowsタスクトレイにプリントサービスまたは、WEBブラウザモニタが単独で起動している状態において、DocWaysを起動した場合には、メッセージを表示してソフトウェアの起動手続きに誤りがある事を通知すると共に、復旧までの作業手順を指示するように対応しています。
以下の手順で運用環境を復旧させてください。
- DocWaysが起動できない場合、エラーメッセージを出力します。
- メッセージダイアログの[OK]ボタンをクリックしてください。
- DocWaysが終了します。
- Windowsタスクトレイにあるプリントサービスまたは、WEBブラウザモニタのアイコンを右クリックしてメニューを表示してください。
- アイコンのメニューから[終了]メニューを選択してプリントサービスまたは、WEBブラウザモニタを終了してください。その後、DocWaysを再起動して業務を開始してください。
ユーザカタログファイルを使用してFAX送信した場合の通信設定はどのようになりますか?
ユーザカタログファイルを使用してFAX送信した場合、FAXドライバから指定できる「通信モード」などの通信設定情報は、以下の値となります。
ART FAXドライバ
以下の項目は、固定の値となります。
- 回線→指定なし
- 通信モード→G3
- 名前→指定なし
- 所属→指定なし
- 親展通信→しない
- 中継同報→しない
ART EX FAXドライバ
以下の項目は、DocWaysが実行するプリンタに設定した値が有効となります。
- 宛先種別
- 回線
- 名前
- 所属
- 通信モード
- 親展通信/中継同報の関連する全項目
- Fコード
- パスワード
ネットワークプリンタを使用することはできますか?
- プリンタを追加する場合は、必ず「ローカルプリンタ」をご使用ください。ネットワークサーバー経由で追加したプリンタは、プリンタの設定を変更することができないため、DocWaysでは使用できません。
プリンタポートの指定方法を教えてください。
プリンタポートにTCP/IP印刷のポートを指定する場合は、以下の手順で行ってください。TCP/IP印刷のポートを使用しないプリンタでは、DocWaysがサポートする機能をフルに活用
できませんのでご注意ください。
- Windows Server 2022の場合
- 「プリンタポート画面」にて「新しいポートの作成」を選択し、「ポートの種類」に
“Standard TCP/IP Port”を指定します。 - プリンタのアドレス(IPアドレス)を入力します。
富士フイルムビジネスイノベーション(株)製以外のFAX機を使用することはできますか?
FAX機能は、富士フイルムビジネスイノベーション(株)製のFAXドライバを使用するプリンタのみサポートします。
宛先フォルダに文書を置いても出力されないのはなぜですか?
DocWaysで使用するネットワーク共有フォルダを作成してください。フォルダに対するアクセス権(読み書き権)がないネットワーク共有フォルダは、DocWaysでは使用できませんのでご注意ください。
また、DocWaysはファイル名の文字コードとして「Shift-JIS」のみをサポートしていますので、文書のファイル名が「Shift-JIS」以外(例:UTF-8)の場合は「Shift-JIS」に変更してください。
DocWaysで対応しているDocuWorksのバージョンを教えてください。
ご使用になるOSによって、サポートされるバージョンが異なります。
詳細は、アプリケーション印刷のサポート対応表をご覧ください。
DocWaysをサービスモードで起動する場合の注意/制限事項について
- DocWays AutoFAX for DocuWorksのジョブモニターは、DocWaysのサーバ上では使用できません。
- Microsoft Office 2010(Word/Excel)の文書ファイルを使用する場合は、以下の設定を行う必要があります。
Windowsの[スタート]メニュー→[管理ツール]→[コンポーネントサービス]を起動してください。64ビットOSで32ビット版のMicrosoft Officeをご使用になられる場合は、コマンドプロンプトを起動し、”mmc.exe comexp.msc /32″のコマンドを実行して[コンポーネント サービス]を起動してください。
- [コンソール ルート]→[コンポーネント サービス]→[コンピュータ]→[マイコンピュータ]→[DCOM の構成]を開いてください。
- Word を使用する場合、[Microsoft Word 97 – 2003 Document]という項目を右クリックして[プロパティ]を開いてください。
- [ID]タブを選択して[このユーザー]のラジオボタンを選択し、[ユーザー]と[パスワード]を設定(*)して、[OK]ボタンを押してください。
- Excel を使用する場合、[Microsoft Excel Application]という項目を右クリックして[プロパティ]を開いてください。
- [ID]タブを選択して[このユーザー]のラジオボタンを選択し、[ユーザー]と[パスワード]を設定(*)して、[OK]ボタンを押してください。
(*)アプリケーションを実行するユーザーアカウントは、DocWaysのサービス実行ユーザーと同じに設定する必要があります。
宛先フォルダと印刷設定について
宛先フォルダの作成/設定を行ったユーザーと、運用時にDocWaysを起動するユーザーは、同一のユーザーを使用してください。
また、サービスモードで起動する場合の起動ユーザは、宛先フォルダの作成/設定を行ったユーザーと同一のユーザーを使用してください。
異なるユーザーを使用した場合、宛先フォルダに設定した内容が反映されない場合があります。