アプリケーションによっては、文書ファイル中に独自のドライバプロパティ値を設定しているものがあります。
この場合、宛先フォルダにて設定したプリンタのドライバプロパティ値が反映されない場合や、ファイル変換を正常に行えない場合があります。
以下のアプリケーションで発生していることが判明しております。
「Microsoft Excel」
発生する条件は以下のとおりです。
- アプリケーションにて文書ファイルの印刷または印刷プレビューを実行し、かつ
- 文書ファイル作成時に使用したプリンタと、DocWaysで使用するプリンタが同じである場合(アプリケーションによっては、印刷を実行しなくてもファイル作成または更新するだけで同様の現象が発生するものもあります。)
- 部数指定による分散印刷/複数同時印刷
文書ファイル作成時に設定した部数で印刷されます。 - 分散送信/複数同時送信
文書ファイル作成時に設定した宛先に送信されます。
文書ファイル作成時に送信しなかった場合、FAX宛先なしで実行してしまいます。 - 印刷/FAX業務共通
ジョブの完了状態が取得できません。 - FAX業務
送信に使用するダイレクトFAXドライバの「ファクス送信の設定/確認」画面が表示されてしまい、この画面に応答しなければFAX送信されません。
宛先フォルダにて設定したプリンタのドライバプロパティ値が反映されない結果、宛先フォルダにて設定したはずの以下の機能が正常に動作しなくなります。
この問題は、DocWaysを使用するマシン上でプリンタを生成する場合、クライアント側で使用するマシンと異なるプリンタ名を入力することで回避できます。