論理プリンタの作成(SunOS(TM)/Linux(R))
ネットワークプリンタにA3横向きをデフォルトとする、プリンタの作成例を以下に記述します。作業は全てスーパーユーザにて行ってください。
また、記述は全てモノクロ版の、デフォルトディレクトリ構成です。
カラー版または、ディレクトリを変更されている場合は、ご使用の環境に読み替えてください。
- A3横向きをデフォルトとしたいプリンタをprintcapに追加します。
a3:¥
:lp=/dev/null:sd=/var/spool/a4lpd:¥
:lf=/usr/adm/lpd-errs:af=/usr/adm/fxpsacct:¥
:if=/usr/lib/fxps/fxpif_a3.sh:¥
:vf=/usr/lib/fxps/fxpvf_a3.sh:¥
:sb:sf:mx#0:
RLP:¥
:lp=:rp=PS:rm=Printer:sd=/var/spool/rlbp:¥
:lf=/usr/adm/rlpd-errs:mx#0:
※ここでは、実出力プリンタを、RLPというデフォルトのままの名前を使用しています、またPrinterはhosts等に指定される、プリンタの名前です。ご使用の環境に応じて、書き換えをお願いします。また、スプールディレクトリの作成もお願いします。 - fxpifとfxpvfのA3用紙を専用に処理する実行ファイルを、シンボリックリンクします。
ln -s /usr/lib/fxps/fxpif /usr/lib/fxps/a3if
ln -s /usr/lib/fxps/fxpvf /usr/lib/fxps/a3vf - printcapで指定した、fxpif_a3.sh、fxpvf_a3.shをfxpif_sample.shをコピーして作成します。
cp /usr/lib/fxps/fxpif_sample.sh /usr/lib/fxps/fxpif.sh
cp /usr/lib/fxps/fxpif_sample.sh /usr/lib/fxps/fxpvf.sh
コピーしたシェルの中身を以下のように変更します。
/usr/lib/fxps/a3if $* | lpr -PRLP - /usr/ib/fxps/UserDefault/.fxpsdefaultファイルに以下の記述を追加します。
a3if -IA3 -r
a3vf -IA3 -r - これで、a3を指定することにより、自動的にA3横用紙で出力されます。
lpr -Pa3 filename.txt
lpr -Pa3 -v xwdfilename.xwd
※同様にa3のプリンタのみを追加修正し、シェルファイルや、デフォルトを作成することにより、B4横等も設定することができます。
その際、上記例のRLPは同じものを使用することができます(シェルファイルで指定する、印刷プリンタです。)以下にその例を記述します。
※シェルの中の、プリンタ名はそのまま使用できます。
/usr/lib/fxps/b4if $* | lpr -PRLP。